3児パパの資産運用

3児パパが現在行っている銀行預金、保険、投資信託、優待株、FX、外株、外債などの外貨投資について書いていきます。

外貨建て保険のメリット、ディメリットと円安、円高について

      2017/01/17

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私は外貨建て保険を保険での運用に利用しています。

外貨建て保険はメリット、ディメリットと円安、円高といった為替リスクを理解していると非常に有効な資産運用ができます。

今回は外貨建て保険はメリット、ディメリットや円安、円高といった為替リスクについて書いていきます。

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外貨建て保険とは

通常の生命保険は日本の通貨である日本円で保険金を決めそれによって日本円で保険料が決まり日本円で保険料を支払い日本円で保険金を受け取ります。

これに対して外貨建て保険は外貨で保険金を決めそれによって外貨で保険料が決まり外貨または日本円で保険料を支払い保険金も外貨または日本円でで受け取ります。

ようするに米ドル、豪ドルといった外貨ベースで保険金、保険料が決まるので毎月、毎年の保険料や保険金は日本円で支払ったり受け取る場合、その時の為替レートによって金額が決まります。

日本の生命保険は主に日本国債や国内の債券を中心に預かった保険料を運用していますが外貨建て保険は主に米ドルなら米国債や米国内の債券で預かった保険料を運用し豪ドルなら豪国債や豪国の債券などで預かった保険料を運用しています。

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円高、円安について

為替というと良く聞く言葉が円高、円安だと思います。
外貨建て保険など外貨を扱う商品にはやはり為替の基本的な知識が必要になると思うので円高、円安がどういう状況なのか?について説明します。

円安、円高がどういう状況なのか?

為替相場はそれぞれの通貨の価値を決めるものです。

米ドルと日本円でしたら米ドルの価値が上がれば日本円の価値が下がりこれを円安、逆に日本円の価値が上がれば円高といいます。

1ドルの価値が円に対して20円下がる状況を20円の円高といいます。
つまり1ドル100円の為替レートが1ドル80円になる状況です。

1ドルの価値が円に対して20円上がる状況を20円の円安といいます。
つまり1ドル100円の為替レートが1ドル120円になる状況です。

円高と円安について理解していただけましたか?
これがこれから説明する外貨建て保険のメリットとディメリットに関係してくるので覚えてください。

外貨建て保険のメリット

まずは外貨建て保険のメリットから書いていきます。

1.安い保険料で返戻率が高い

1つ目は上記で書いたように外貨建て保険は外国の国債や債券などで主に運用されます。
外国の国債や債券は日本の国債や債券よりも利率が良いので日本よりも預かった保険料を効率良く運用されます。

利率が良く効率良く運用されると当然日本の保険よりも安い保険料の支払いで済みます。
もちろん運用の利率が良いという事は解約時の解約返戻金も高くなり返戻率も上がります。

同じメットライフ生命の保険で日本の生命保険と外貨建て保険で保険料を比べてみました。

米ドル建てIS終身
保険金   3万米ドル(300万)
払込期間  10年払い
保証利率  3%
保険料   11091円
60歳返戻率 129%

円建てIS終身
保険金   300万
払込期間  10年払い
保証利率  1.5%
保険料   16704円
60歳返戻率 114%

同じ300万程度の保証で35歳男性10年払いで毎月払いで比べています。
(1ドル100円と計算しています。)

外貨建て保険は円建て終身保険と比べて毎月の保険料で5600円程度安く済みます。
1年で67000円10年間の総保険料だと67万も払い込み保険料が安く済みます。

また60歳時の返戻率も円建ての生命保険は114%に対して外貨建て保険は129%となっていて外貨建て保険の返戻率が高いことがわかります。

外貨建て保険が円建て終身保険と比べて同じ保障でもいかに安い保険料で済みなおかつ返戻率が高いかがわかりますよね。

2.為替によってさらに効率的に

2つ目は外貨建て保険の説明で書きましたが外貨建て保険は外貨ベースで保険金、保険料が決まるので毎月、毎年の保険料や保険金は日本円で支払ったり受け取る場合、その時の為替レートによって保険料や保険金の金額が決まります。

つまり1ドル100円という為替レートの時、保険金の受け取りは300万ですが為替レートが1ドル120円になる20円の円安の状況だと360万になり60万円多く受け取れます。

同じように毎月の保険料の支払い時の為替レートが1ドル100円の状況より20円、円高の80円の状況の方が保険料の支払いが安く済み返戻率が上がります。

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外貨建て保険のディメリット

外貨建て保険のディメリットは外貨建て保険の2つ目のメリットに書いた為替レートが逆に働いた場合です。

1ドル100円という為替レートの時、保険金の受け取りは300万ですが20円円高の1ドル80円の状況では受け取り額が240万となり60万減ります。

また毎月の保険料の支払い時の為替レートが100円の状況より20円、円安の120円の状況の方が保険料が高くなり返戻率が下がります。

このように為替相場の変動によって資産が目減りするリスクを為替リスクといいます。
外貨建て保険に限らず外貨投資には必ずこの為替リスクというリスクがあります。

外貨建て保険のディメリットはこの為替リスクです。
日本の保険より効率良く運用されていてもこの為替リスクによって日本の保険よりも返戻率が低くなったり状況によっては元本割れする可能性もあります。

円高、円安が外貨建て保険にどう影響する?

外貨建て保険は為替に左右される事がわかったかと思いますが円高、円安が外貨建て保険にどう影響する?のかどういう状況が理想なのかを書いていきます。

外貨建て保険のメリットで書いた事をまとめると一番の理想は保険料の払い込み時に円高で受け取り時に円安になっているという状況が理想です。

なのであまりにも円安の状況での外貨建て保険の加入には注意が必要となります。

外貨建て保険のまとめ

外貨建て保険の魅力は日本の保険にない利率の高さです。
利率の高さでのメリットは保険料が安くなるのと長期で運用した際の返戻率の高さです。

逆にリスクとして為替リスクがあり為替相場によって元本割れの可能性もあります。
利率と為替相場のバランスがとても重要になります。

私は為替リスクを軽減させる方法外貨建て保険をより効率的にする方法を実行して外貨建て保険のメリットである利率の高さを最大限に生かしているので資産運用にはとても魅力的な投資先となっています。

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