外貨投資で為替リスクを軽減させる方法
2017/03/28
外貨での運用の最大の魅力としては投資先として利率が良い事だと思います。
逆に外貨運用のリスクというとまず挙げられるのは為替リスクです。
外貨での運用でせっかく良い利率で運用できたとしても為替リスクを理解していないと為替の関係で利益が落ちたり逆に元本割れといった事も考えられます。
この為替リスクとうまく付き合う事が外貨投資の成功のポイントだと思います。
今回私が実践している為替リスクを軽減させる方法を紹介します。
為替リスクとは
為替変動リスクとは、投資先の外国通貨と日本円との為替相場の変動によって、外貨建ての資産の価値が変動するリスクのことをいいます。
3万米ドルの外貨資産を持っているとして為替相場が1米ドル100円であれば日本円での価値は300万の資産という事になりますが、20円、円高の1米ドル80円となると3万米ドルの外貨資産は日本円での価値は240万となってしまい60万目減りすることになります。
このような為替相場の変動によって、外貨建ての資産の価値が下がるリスクを為替リスクといいます。
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為替リスクを軽減させる方法
この為替リスクを軽減させる方法として有効なのは投資の利益の受け取りを外貨に指定する事です。
外貨建て保険、外国株や外国債券などなら配当金や売却益など全てを外貨もしくは外貨建てMMFで受け取る事です。
為替相場の変動によって受け取り時に円高だった場合、日本円で受け取れば外貨建ての資産の価値が下がった状態で利益確定することになります。
この時、外貨で受け取っていれば利益確定されず外貨という最もシンプルな外貨資産として保持し外貨資産の価値が上がる円安時に売却し利益確定すれば良いという方法です。
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為替リスク軽減まとめ
為替相場は数年ごとに円安や円高というサイクルを繰り返します。
外貨資産の配当金や保険金はタイミングによっては円高のタイミングで受け取らないといけない場合などあるかと思います。
この時に受け取り方法を外貨にして受け取り数年後にやってくる円安のサイクルの時に日本円に換金すれば為替リスクを軽減させる事ができます。
この為替リスクを軽減する方法を利用するときに重要なのは利用する時期の決まっているものは運用先に外貨投資を選択しない事です。
使う時期が決まっていると資産の価値が下がった状況で利益確定せざるを得なくなります。
外貨での運用をする時は必ず使う時期が決まってないお金で投資しましょう。