外貨建て保険をより効率的にする方法
2017/03/28
外貨建て保険は海外の国債や債券を中心に運用されているので比較的高い利率で運用されています。
しかし為替リスクもあり使い方も難しい商品だったりします。
そんな外貨建て保険もメリット、ディメリットを理解していれば有効な運用先です。
詳しくは→外貨建て保険のメリット、ディメリットと円安、円高について
また使い方次第でより効率的に運用する事ができます。
今回はその方法を書いていきます。
使い方が難しい外貨建て
外貨建て保険は比較的高い利率で運用されている為、資産を増やすにはとても効果的です。
しかし外貨での運用の為、為替リスクが発生します。
もちろん為替リスクは逆に働けば大きな利益を生みますが半面高い利率での運用益も為替によってはチャラもしくはマイナスになる事もあります。
これが外貨建て保険の難しい部分です。
外貨建て保険をより効率的に
では外貨建て保険をより効率的にする方法はないのか?というと実はちゃんとあります。
その方法は利益をより大きくして為替リスクをなるべく少なくするといったシンプルな方法です。
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運用期間を長くする
まず利益をより大きくする方法ですが運用期間が長くなればなるほど利益は大きくなります。
終身保険の場合多いのは終身払いか60歳払いですがこの支払方法では利益を最大限引き出せません。
具体的には保険料の払込期間を10年払いにします。
つまり10年間で保険料を全て払い込んであとはひたすら待つという方法です。
一括払いという方法もありますがよっぽどの円高時以外は10年払いでよいと思います。
10年あれば為替レートは1回りするので払い込む保険料は円安、円高時の分が平均されます。
早く払い込む事で効率良い運用ができ返戻率が高く解約時の返戻金も大きくなります。
為替リスクを減らす
為替リスクを減らす方法については為替リスクを軽減させる方法で詳しく書いていますが返戻金、保険料の受け取り方法を外貨で受け取るという方法が一番です。
また先ほどの運用期間を長くするで説明した、保険料の払い込み期間を10年払いにすることでその期間に為替レートも円安、円高一回りすると思うので保険料の払い込みの為替リスクを軽減できます。
また10年払いのメリットとして12年後くらいから返戻率は100%を超えるのでその後、為替が歴史的な円安になった場合などの経済状況などにも対応できるなど早く払い終わると機動性がでます。
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外貨建て保険まとめ
保険料の払込期間を10年払いにすることで保険料の払い込み時の円安という為替リスクに備える事ができ、早めに保険料を払い込む事で運用期間が長くなり効率の良い運用ができます。
また外貨建て保険の保険料を早く払い終わると急な円安などの経済状況時にいち早く解約して大きな返戻金を手に入れる事も可能です。
つまり効率の良い運用とは為替リスクをなるべく小さくし運用期間を長くし大きな運用益を得ればよいという結論です。