3児パパの資産運用

3児パパが現在行っている銀行預金、保険、投資信託、優待株、FX、外株、外債などの外貨投資について書いていきます。

外貨資産についての考え方、リスクヘッジの重要性

   

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外貨投資、外貨資産というと物凄く難しく考えてしまう傾向がありますが、じつは現在、外貨投資をする環境や外貨資産を積み上げる為の環境は整備され簡単に外貨投資ができ、手数料等もかなり安くなっています。

また外貨投資、外貨資産というとリスクが高いなどと言われますが、じつは外貨資産を持たない事もリスクになるという事をご存じでしょうか?

今回は外貨資産についての考え方、リスクヘッジの重要性について書いていきたいと思います。

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外貨資産の重要性、リスクヘッジ

外貨建て資産と言うとその複雑さからそれだけでリスクという方もいるかと思いますが、それはじつは日本という閉鎖的な国にいるから感じる事です。

そもそも世界の基軸通貨は米ドルでシェアは50%以上と世の中は米ドル中心に動いていますし、日本円のシェアは4%程度ですので、つまり世界から見ると日本円が外貨として扱われる事が多い訳です。

今後、少子高齢化が進む事で生産性が低下し世界の中で日本の存在感は低下していく事が考えられますし、日本円の価値が低下する事が考えられます。

日本円の価値が低下した場合、日本円でのみ資産を築いた場合どうなるかというと日本円の価値が低下すれば海外からの輸入する物は当然軒並み値上がりしますし、日本円での資産は変わらないのに使う分が増える為、実際には資産と消費の関係での相対的には資産は減っている事になります。

結果的に輸入に頼っている日本という国は物価の値上がりに対して日本円のみで資産を築いた場合、物価の上昇(インフレ)に対応しきれないという状況が生まれる可能性があります。

つまり日本だけでなく世界経済の中の日本という国を見た場合、日本円だけでのみ資産を築くという事はじつそれだけでリスクだったりします。

外貨資産は日本円の価値が下がる(円安)による物価の上昇(インフレ)に対するリスクヘッジとなります。

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為替リスク

外貨投資、外貨資産というと為替リスクの事を言われる方が多いように感じますが、長期投資で考えた場合、よほど円安になっていない限り為替リスクを考えなくて良いかと思います。

というのも為替は国の通貨同士の売買なので偏った方向に行きすぎたりすると国は通貨に対して防衛策を打ちます。

したがって長期的に見ると戻る事が多く長期的に見ると海外の金利は高いので為替リスクよりも金利分の方が多くなります。

外貨資産の魅力

外貨資産の魅力ですが大きく分けて2つあります。

高い金利

外貨資産の魅力ですが、1番の魅力は金利の高さで、日本は現在ゼロ金利状態に近い状態ですが米国はゼロ金利政策からの脱却をし金利を挙げていく段階に入りましたし、日本ではありえない金利の金融商品なども当たり前にあります。

物価の上昇に対応できる

日本はあらゆる物を輸入に頼る国ですし製造過程で純国産という物はかなり少ないですし、今後人手不足などによりその傾向はさらに強くなる事が予想されます。

当然、日本円の価値が下がれば輸入で入ってくるものは全て値上がりしますし、そうなるとあらゆる物が値上がりする事(インフレ)になります。

日本円での資産だけではこの物価の上昇(インフレ)に対して対応でいませんが、外貨資産を持つ事で外貨資産の価値が上がる為、ある程度対応できます。

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外貨資産の種類

外貨資産というと「海外で投資?」などと思うかもしれませんが、じつは日本にいながら物凄く簡単に外貨投資ができますし、それにより外貨資産を積み上げる事ができます。

外貨預金

外貨資産として一番簡単で最初に思いつくのが外貨預金だと思います。

日本円を海外の通貨に換えて預金する方法でネット銀行の口座があればすぐにでも始められるお手軽さがある半面、日本円を外貨に換金した際、外貨を日本円に換える際の為替手数料が割高という一面があります。

利益となる部分は主に、為替差益と預金利息となります。

外貨建て保険

保険会社に外貨ベースで保険料を支払い、保険会社が債券等で安全運用します。

保険という性質上もしもの事があれば保険金として支払われるという強みがあり、保険会社が債券等で安全運用している事もあり外貨預金よりも高い金利が得られるという利点がありますが、短い期間での解約は元本割れのリスクもあります。

外貨建て債券

外貨建て債券には外国国債と外貨建て社債に分けられますが、日本国債の金利や日本の社債より高い金利を得られますし、満期まで運用すれば外貨ベースでマイナスになる事はなく比較的安全な運用方法です。

投資信託

外貨建てMMFと海外資産に投資する投資信託に分けられますが、外貨建てMMFは特に安全運用という事で外貨預金と似た性質です。

海外資産に投資する投資信託はもちろん海外の経済状況の良し悪しが影響しますが、海外の通貨の価値も大きく影響します。

比較的安全に運用したい場合は海外の色々な資産に投資し指標に連動するインデックスファンドを利用すると長期的な運用に向いています。

外国株

日本株と比べ比較的高い配当が期待できるのが外国株です。

アルファベット(グーグル)やアマゾンなど本家本元の個別株に投資するというのも良いですが、個別株となると日本株に比べて情報が入りにくいですが、海外では指数に連動したETFや様々なETFが充実しているので便利です。

外国株というと遠い存在のように思えますが、大手のネット証券会社では米国株などの外国株を1株から投資する事ができます。

FX

外貨投資として有名なのが各国の通貨の売買をするFXですが、FXの魅力は元ある元本に最大25倍のレバレッジを掛けて売買できるという点です。

比較的少ない資金で始められ、トラリピやシストレなどの自動売買も豊富にある事から近年始める方が増えているようです。

リスクを減らし長期的に資産を築くには通貨間の金利差を受け取れるスワップ金利狙いのトレードがお勧めです。

外貨資産まとめ

近年、外貨資産を積み立てて日本円の価値が下がる(円安)による物価の上昇(インフレ)に対するリスクヘッジする方が増えた影響で証券会社なども外貨投資しやすい環境整備が進んでいます。

そんな私も少額資金からですが、外貨建て保険、米国債や新興国の債券や米株、トルコリラのFXでのスワップ金利運用など始めています。

ここにきて米国株やFXなどの手数料もだいぶ安くなってきていますし少額資金からの外貨投資を始め外貨資産を積み上げるという事も考えると良いかと思います。

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